SSブログ

手汗の原因 [手汗]

手汗の悩みは一般的ではないのでなかなか他の人に理解されません。

悩みのない人からすればただ手に汗をかきやすい体質と思っていますが、実際は汗とは思えないほどびっしょり濡れるケースも多く、日常生活に支障をきたすほどです。

この症状を手掌多汗症と呼びます。

多汗症は体質や遺伝と思い込んでいる人も少なく無いようですが、手掌多汗症は病気の一種なのです。

そして、多汗症は精神的な緊張が原因とされるケースが多く、手掌多汗症の人でも睡眠時やリラックスしている間は症状が出ないという人がほとんどなのです。

手汗をかく人の場合、ちょっとした緊張で手に汗をかき、常に手のひらが湿っているので人と触れるのが怖いと感じたり、そのことを人に知られるのが怖いと感じたりします。

緊張感の連鎖は悪循環となり、たとえば握手しなければならない状況だと緊張が高まり、汗の量が増えてしまい、その後も相手に不快感を与えたのではないかと必要以上に考え込み……更に病状悪化へと繋がるケースもあるようです。

緊張によって汗をかくことは普通です。が、交感神経に何らかの異常が起きて敏感に反応しすぎる人は、その汗の量が異常に多くなってしまうのです。

手掌多汗症には症状の度合いによってレベルがありますから、自分のレベルを知ることも大切でしょう。

レベル1:手が湿っている。(紙が波打つなど。)
レベル2:手に汗が溜まる。(ハンドタオルなどで拭いてもすぐにまた汗が出る。)
レベル3:手に水玉ができるくらい。(ひどい場合は汗が滴る事もある。)
(wikipedia引用)






nice!(0) 
共通テーマ:健康

手掌多汗症とは [手汗]

手掌多汗症とは多汗症の一つです。

多汗症の特長は
  • 常時汗をかき、少しの緊張で大量の汗が噴出る。
  • 運動しているわけでも暑いわけでもないのに汗が止まらない。
  • 他の人と比較して汗の量が多く、服がびっしょり濡れるほどの汗が出る。

これら汗の異常です。

この多汗症の中でも特に手のひらに汗をかく症状が強い人を手掌多汗症といいます。

手掌多汗症は、手のひらに症状があらわれるため顔のように目立たず、頭や脇、足のように臭いの原因にもならないので軽視されがちな面があります。

ただの手汗と思われがちですが当人にとっては大変つらい症状です。

手掌多汗症には症状のレベルが1~3まであり、比較的軽く一日中掌がじんわりと湿っている程度のレベル1から滴り落ちるほど大量の汗が噴出るレベル3まで分けられています。

軽度のレベル1でも握手をすることに恐怖感をおぼえ、恋人とも手をつなげないと悩む人が多いです。レベル3ともなると仕事の重要書類を汗で濡らしてしまう、破いてしまうというように社会生活に重大な支障をきたすことも少なくないです。

手掌多汗症は、症状が酷い場合には職種が限られるなど、人並みの暮らしが送れなくなる辛い病気なのです。





タグ:手掌多汗症
nice!(0) 
共通テーマ:健康

精神性多汗症に陥るタイプ [手汗]

緊張、ストレス、不安などが原因で一時的に局所に汗をかくことは誰にでもあることです。

大勢の人の前に立つときや受験などのような極度の緊張感をおぼえるときに手や脇に汗がにじむのはごく当たり前の事でしょう。

しかし、この状況が日常的に続いたり、その汗の量が異常に多くなったりするケースを精神性多汗症とよびます。

一般的な精神性発汗はほとんど問題はありませんが、精神からくる多汗症となると放置していられません。

自分の手汗を恥ずかしく思い、人の手が触れた瞬間に「気持ち悪い」と思われるんじゃないか?と、人と接するのにも消極的になり、被害妄想にまで不安が増大してしまうケースが多いのです。

そして対人関係への不安、自信喪失から対人恐怖症にまで発展することもあるようです。

精神性多汗症に陥りやすいタイプは
  • 神経質な人
  • 几帳面な人
  • 完璧主義者
  • 周りに気遣いすぎる人
  • あがり症の人
  • 繊細な人

と言われています。

精神性多汗症の人は自分自身を追い詰め、負のスパイラルに陥りやすいのが特徴です。

こうなると鬱になってしまう可能性が高くなるので、早めにカウンセリングを受けて精神安定剤などを服用するなどの対策が必要でしょう。






タグ:精神性発汗
nice!(0) 
共通テーマ:健康

手汗の対策 [手汗]

異常に吹き出る手汗――手掌多汗症は、体質や遺伝、生まれつきの場合は少なく、その多くは精神的な問題です。

緊張で交感神経が敏感に反応してしまうことが原因といわれており、後天的なものとされています。

自分が人と違い、手汗が多いと知ったときから急激に症状が悪化するという事例も少なくありません。

その手掌多汗症の対策としては、精神的な緊張を和らげるためカウンセリングを受けたり精神安定剤を服用する方法が一般的です。

また一時的な対策として制汗剤を利用するという手もありますが、市販されている制汗剤ではなく、医師に処方してもらったもののほうがより効果的といわれています。

その他にも、注射による薬物治療法やイオンフォレーシス法という微弱の電流を利用した療法もあります。

究極の対策として交感神経を切る手術がありますが、副作用の危険性を考慮するとあまりおすすめできません。






nice!(0) 
共通テーマ:健康

病院の手術で手汗を解消 [手汗]

手のひらに多汗症の症状が出る「手掌多汗症」は、交感神経が過敏すぎることが原因で起きているとされています。

ですので手掌多汗症の手術では交感神経の働きを遮断する目的で切除手術を行います。

そして交感神経の切除手術には「腔鏡下胸部交感神経遮断術」を行います。

なんだか施術が難しそうな大層な名前ですが、それほど難易度が高い手術ではなく、また大規模な手術でもありません。

この手術はその名の通り、胸に行う手術です。脇の下にあけた4~5mmの穴から胸部交感神経を焼き切るという方法が一般的に行われているようです。

手術時間はおよそ30分程度で済み、入院することなく当日帰宅できるケースも多いようです。気になる手術跡も殆ど目立たないでしょう。

しかし、この手術には副作用があるようです。

手足の発汗を抑えることはできるのですが、その代わりに別の部位からの発汗が増える「代償性発汗」という副作用です。背中や胸の下に症状が多くあらわれるといわれています。

その他にも、頭痛や喉の渇きといった症状も多く報告されているようです。

もちろん手術を受けた人全員に副作用が出るわけではありませんし症状にも個人差があります。

しかし神経を切ってしまったら元に戻せませんので、手術は最後の最後な手段として考えたほうが良いと思います。






nice!(0) 
共通テーマ:健康

代償性発汗とは [手汗]

手掌多汗症は交感神経が過剰に反応することから症状があらわれるとされているため、その改善のため交感神経の切断が行われます。

この手術を行うと手足の発汗は抑えられるのですが、その代わりに身体の別の部位の発汗が増加してしまうことがあるのです。

その副作用的症状を代償性発汗といいます。

具体的には、背中やお腹、太もも、お尻、ひざの裏側など、それまではほとんど汗をかかなかった箇所からの汗が増えてしまうのです。

この副作用は個人差があり、その症状の重症度にも違いがあります。

この代償性発汗は、気温が25度を超えると胸より下の部位に汗をかくのが特徴です。酷い場合には服がびしょびしょに濡れるほどの大量の汗をかき、いすに座っている場合などは特にお尻や太ももが汗をかき、下着やズボンが濡れてしまいます。

これは交感神経を切断してしまったことにより、温熱性発汗を抑制する機能が弱まった結果、以前より大量の汗をかいてしまうそうなのです。

手掌多汗症の手術「腔鏡下胸部交感神経遮断術」を行った人の多くが発症する可能性があるそうですから、手術を受ける際には慎重に判断してください。






タグ:手掌多汗症
nice!(0) 
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。